腸の慢性炎症は便秘だけですまない. 感染症や神経系にも影響します.

炎症をともなう腸疾患では
炎症に目がいきがちです。

しかし
この時、
腸では消化管の
運動機能も障害されています。

つまり
腸の粘膜に炎症があると
炎症反応は腸の筋層にまで
伝わります。

そして
腸の筋層に存在する
神経や平滑筋
そして
運動のペースメーカーICCが障害されます。

簡単にいうと
腸に炎症が起こると
粘膜の問題だけではなく
腸全体が動きにくくなると言うことです。

症状としては重度の便秘になります。

これだけではありません。

腸は蠕動運動をすることによって
便を大腸から排出するのですが
腸の運動が障害されると
便が移動しにくくなり
腸内にいる細菌のバランスも変化します。

特に
便秘になると
酸素を嫌う嫌気性菌が減少し
酸素を好む好気性菌と腐敗菌が
増加することが知られています。

つまり
便秘の人の腸の中では
半分腐ったような状態で
とどまっていると言うことです。

さらに
腸は直接
喰べ物や消化した物質と触れ合う場所です。
肺や皮膚もそうですが、
異物と出会う場所は
体にとっては
免疫系が活性化している部位でもあります。

便秘などによる
胃腸の機能障害は
栄養の消化・吸収だけではなく
免疫系にも関わってきます。

特に
常に腸に存在する異物を食べる専門の細胞がいます。
「マクロファージ」と呼ばれています。

このマクロファージは
腸内にいる細菌や異物を食べるのは
もちろんのこと
腸内細菌が作り出した
酪酸や乳酸などの
短鎖脂肪酸を感知し
貪食を行っています。

便秘があると
腸の免疫系がうまく働かず
感染症にもかかりやすくなることが
マウスで示されています。

まとめとして

腸の炎症おこる
便秘は
さらに身体に
3つの変化を起こします

栄養吸収がわるくなる。
免疫系が弱くなり風邪などの感染症にかかりやすくなる。
そして
腸内細菌のバランスがくずれ、
結果的に神経系へも影響します。

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