がん臨床治験では 3つの質問 をかならず尋ねる

Pancrea cancer

膵臓がんの確定診断後
いくつかの臨床治験を経験したので
それをもとに記事を書きました。

聞いておいた方が良い
3つの質問にまとめました。

治験で「対象者」は大切!

以前、光免疫療法の治験に参加するための
3つの質問と言う記事の中でも書きましたが
1つ目は「対象者」です。

光免疫療法 の 治験 参加のための 3つの質問.

現在の病気や
進行状況に応じた治験を選ぶのは大変です。
この点は主治医に聞く
紹介してくれると思います。

そのため
「私に合った治験はありますか?」
と聞くだけで良いでしょう。

治験の「料金」を確認!

2つ目は料金です。
これは3つ目のメリットにも
関係ありますが、
多くの臨床治験の料金は
「無料」です。
なぜなら製薬会社や他の団体が出してくれます。

そのため
この項目は確認する程度でいいでしょう。

治験でデメリットは自分から尋ねよう!

3つ目は「メリット」と「デメリット」です。

臨床治験のメリットに関しては
主治医から説明があるはずです。

一方、
デメリットはひょっとしたら
尋ねないと教えてくれないかもしれませんし、
少し深く突っ込んだ質問をしないと
本当のデメリットを教えてもらえないかもしれません。

「副作用がどうなのか?」
「今回の臨床試験のフェーズ1、2、3なのか?」

もし
臨床試験のフェーズ1の場合には
参加は見送ったほうが良いと思います。

少なくともフェーズ2もしくは3の
治験に参加すると良いと思います。

なぜなら
フェーズ1はまだ安全性が確立していないからです。
今回、私も1つ治験を断りましたが
フェーズ1だったので安全性を考えて断りました。

副作用に関しては多くの臨床治験は
現在の標準治療に少し変更を加えるか
何かをプラスするかと言う場合が多いです。

その場合
標準治療での副作用が
何%の人に見られるのかを参考にすると良いでしょう。

がん臨床治験に参加するための3つの質問のまとめ

1つ目に「対象者」
2つ目は「料金」
3つ目に「メリットとデメリット」です。

特に
3つ目に関しては「デメリット」の方をよく聞きましょう。
臨床試験の少なくともフェーズ2もしくは3の治験であれば
安全性が比較的高くなります。

私の経験も踏まえて
臨床治験への質問をまとめました。

今回、ガン患者になって
初めて気づいたことがあります。

それは

医学的知識がないと
先生が丁寧に説明してくれても
言っている意味が分からない

ということです。

そこで
私の限られた知識と経験ですが、
期間限定(2022年10月から数か月程度)、
人数限定(2名程度)で
現状のがんの病態に合った治療法の選択を
一緒にお手伝いさせていただきます。

もし興味ある方がございましたら
私宛にメールをください。
kunikazutanji@hotmail.com

私自身の体調が安定しないため、
中止しました。

経歴は上記名前で検索すると出てくると思います。

専門は「こころとからだ」のつながりについて。
主に神経疾患を研究してきた医学研究者です。
分子生物学、遺伝学、生化学など
がん領域ともおおくは重なります。

医療従事者と患者さんとの
「懸け橋になれれば」と思っています。

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