光免疫療法でも ミトコンドリアの活性化 が効果あり?

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ためしてガッテンで
血糖値を下げるには
ピントレを提唱
していました。

ピントレの「ピン」は
「ピンク」のピン。
つまり
(ピンク)桃色筋肉を作ってしまおうという趣旨でした。

実は
このピンク色の「もと」となっている細胞小器官は
ガン治療にも大いにかかわっています。
オプジーボの効果を増強させるのです。

ピントレは
がんの治療効果を高める可能性があります。

どうしてピンク色の筋肉になるの?

母親から「ためしてガッテン」見いや!
と急に
ラインと電話がきました。

確かに
「食後やや高血糖」の
私向きの番組内容でした。

桃色筋肉ができると
脂肪と糖質をともに消費してくれるので
血糖値も下がるし
高脂血症にも効果的です。

桃色と言っても
見かけが桃色になるわけではありません。
顕微鏡で特殊な染色(HE染色)で見える色です。
通常は
白色筋肉と
赤色筋肉です。

なぜ桃色かというと
ガッテンでもいっていましたが、
ミトコンドリア(略してミトコン)
が細胞内で増えるから
です。

[speech_bubble type=”pink” subtype=”R1″ icon=”wife.jpg” name=”妻”] 別にミトコンって略さんでいいやん[/speech_bubble]



ミトコンドリアはオプジーボの効果を左右する

約3年前の記事ですが、
オプジーボを使ったガン免疫療法を無償でうけるには?
という記事を書きました。

その最後に

ミトコンドリアを活性化すると
オプジーボの効果が増大。

と触れました。

具体的には書きませんでしたが、

「ベザフィブラート」
というミトコンドリア活性化剤が
オプジーボの効果を高める
ことを
本庶佑先生がラストオーサーとして報告しており、
書こうと思ったのですが、
長くなるのでその時はやめたのです。

ちなみに
ラストオーサーとは
この論文の責任をすべて背負うという意味です。

Mitochondrial activation chemicals synergize
with surface receptor PD-1 blockade
for T cell-dependent antitumor activity

Kenji Chamoto, Partha S. Chowdhury,
Alok Kumar, Kazuhiro Sonomura,
Fumihiko Matsuda, Sidonia Fagarasan,
and Tasuku Honjo

PNAS 2017
https://doi.org/10.1073/pnas.1620433114

「ベザフィブラート」は
高脂血症の薬剤でもあります。
つまり
ミトコンドリアが活性化すると
細胞は
脂肪もどんどんとエネルギーに変えていくので
結果的に
高脂血症の方にも有効という薬剤です。

約3年ですが、
チェックポイント阻害剤の実用化は早い。
すでに
ある病院では
ベザフィブラートとオプジーボの併用療法を
行っているようです。

ミトコンドリアを活性化すると
血糖値も下がる
高脂血症も改善する。
しかも
ガン免疫療法も効果が上がる。
と言うことです。
ということは
光免疫療法後でも
ミトコンドリアを活性化する運動などをすると
効果がさらにアップする可能性もあります。



チェックポイント阻害剤の治験は今でも行われている

オプジーボを使った免疫療法を無償でうけるには?
の記事では
医療費の高いチェックポイント阻害剤の治療を
できるだけ安くで
できれば
無料で受けるために書きました。

この方法は今でも有効です。

現在募集中の
臨床試験では
肺がん患者さん
結腸・直腸ガンの方
チェックポイント阻害剤と抗がん剤の併用療法を無料で
うけれる病院がいくつかあります。

ただし、
私がみたところでは
条件がだんだんと厳しくなってきています。

ガン免疫療法の分野は
急スピードで進んでいます。
認知症研究・治療も
加速しないかなー。

[speech_bubble type=”pink” subtype=”R1″ icon=”wife.jpg” name=”妻”] あんたも頑張りや[/speech_bubble]




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