光免疫療法の治験についての
詳細が
2018年3月14日にアップされました。
やはり
頭頚部ガンの方を
今回は対象にしています。
アメリカでも
頭頚部ガンのみを対象として
臨床試験が進んでいます。
他の多くのガンに
光免疫療法を応用するには
なにが足りないのでしょうか?
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今回の光免疫療法の治験の詳細
国立がん研究センターより引用
頭頸部がん(15)
対象となるがん
頭頸部がん
使用される新薬(治験薬)
RM-1929(注射剤:セツキシマブと近赤外色素の複合体(光免疫療法))
実施方法(治験のデザイン)
第I相試験
RM-1929+赤色可視光照射
治験に参加いただける患者さんの身体状況(患者選択基準)
以下のすべてに該当する方が対象となります。
文書による同意が得られる方
18歳以上の方
全身状態(Performance Status)が0から2である方
組織学的に頭頸部扁平上皮がんと確認された方
白金製剤を含む化学療法の治療歴がある方(白金製剤が不適の場合を除く)
既存の有効な治療法がない方
測定可能病変がある方
各種臓器機能が保たれている方
4ヶ月超の生存が見込まれる方
注:上記の患者選択基準は概要であり、上記に該当していてもこの治験に参加できないことがありますので、ご了承ください。
治験責任医師
田原 信
この治験に関する問い合わせ先
国立がん研究センター東病院 サポーティブケアセンター
治験問い合わせ担当
電話番号:04-7133-1111(病院代表)
内線番号:2010
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頭頚部ガンとは
口腔(こうくう)がん
咽頭(いんとう)がん
喉頭がん
甲状腺がんなどです。
がんが
副鼻腔から首の辺りまでの部分に
発生するがんの総称をまとめて
頭頚部ガンとしています。
日本では、
甲状腺がんを除いた
頭頸部がんの年間患者数は
約4万7000人程度。
早く
他のガンにも応用できればと思います。
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特異抗体の開発がカギ
他のガンに
光免疫療法を応用するためには
それぞれのガン特異的な抗体開発に
焦点をおくことです。
光免疫療法は
抗体がガン細胞にくっつくことが
最初のステップです。
そのため、
この最初のステップで
正常の細胞にくっついたり
関係ない細胞にくっつくと
光感受による
障害を受けてしまいます。
つまり
最初の
抗体とガン細胞との
特異的な結合が
最も光免疫療法で大切なステップなのです。
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今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
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